2010年9月21日火曜日

Auf wiedersehen

彼がドイツに帰った。

後半は環境が変わり会う機会が随分と減ってしまったけど、彼との出会いは僕にとって貴重な経験でした。

1年前は彼の日本語より僕の英語の方が上だったと思います。

不安だったけど英語でコミュニケーションを取ってみたかった僕はドキドキしました。

彼の日本語がペラペラになって日本語で会話するよりも、俺の英語力が上がって英語で会話することを俺は望んでいました。

だってその方が、カッコよく見えるから。

だから最後に会ったとき、君の日本語がそんなに流暢じゃなくて実は少しホッとしたよ。

でも、俺の英語の方が全然上達してなくてごめんね。カッコよくなかったね。

言い訳じゃないが、言葉が通じない中で友達になれたのは、通じる相手と友達になるよりもすごい事なんだ。

コミュニケーションが制限されていても仲良くなれたのはなんでだと思う?

おそらくは君の人柄と日本人への好意・・。あとは全部俺の実力。

でも、ふと考える。俺の英語がもっと流暢ならもっともっと楽しかったのかなと。
まあ、それは次の機会に。


初めて会った日に俺は中学の教科書通りに、

what are you interested in ? と訊くと

Japanese culture と笑顔で答え、さらに俺は冗談で

and Japanese girl と教科書にはない返しをすると、照れながら『少し』と言った君は、きちんと日本人の彼女ができていました。

そして、一度ドイツに戻り再び日本に帰ってくると力強く言ってくれました。だから俺はつぎ会えるのを楽しみにしているよ!


最後に俺が知っているドイツ語を二つ送ります。

Danke

Baumkuchen



しかし世の中、便利になったものでskypeとかあると劇的な別れがなくなって、それはそれで寂しいと思うのは俺だけだろうか・・